ビットコイン≠ブロックチェーン -世界に衝撃を与え続ける発明とは!?
多くのメディアに取り上げられ、急速にその名が広まった「ビットコイン」。2014年にマウントゴックスが経営破綻のニュースで、一気にその名が広まったと言えます。
もうビットコインというワードを知らない人の方が少ないのではないでしょうか。
今、ビットコインの基幹技術である「ブロックチェーン」に注目し、革新的なサービスが続々と生み出されています。
ブロックチェーンはビットコインの一部という印象を持たれやすいですが、ブロックチェーンはセキュリティが極めて高い、高性能な台帳であり、ビットコインと呼ばれる仮想通貨の取引を、その台帳に記録して管理しているものとなります。
いわば、記録するものを仮想通貨以外に置き換えることで、幅広い用途へ応用することが可能であり、例えば、金融業界、IT業界、保険業界、自動車業界、チャリティ、政界、エネルギー業界、音楽業界、不動産業界などに大きな影響をもたらすと言われています。
そのため、今後ブロックチェーンのもたらすビジネスインパクトに世界中が注目しています。
そもそも「ブロックチェーン」とは、、、
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ブロックチェーンとは、世界中に点在するコンピューターにデータを分散することで、中央集権を置かずに破壊・改ざんが困難なネットワークを作る技術である。
分散型システムを止めるには地球全体を壊滅させるほどの隕石が宇宙から降ってくるか、全世界の機械類が同時に破壊されてしまうほどの大規模な太陽風に襲われるかぐらいの災害が起きる必要があります。
なぜなら、データを保持する全てのパソコンを壊さなければ、ブロックチェーンは複製しながら復活することができるからです。
The Finance(ザファイナンス)-Articleブロックチェーンとは?金融業に革命を起こす新技術 入門編(https://thefinance.jp/fintech/160113)
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日本でも、ブロックチェーンを専門としてサービスを提供する企業が続々と現れてきており、海外と凌ぎを削りながら大きな革新に向けて、動きを加速させています。
一部では「インターネット依頼の技術革新を起こす」とまで言われている技術に対し、マウントゴックス社の経営破綻が原因で広まったブロックチェーンの悪いイメージを、いかに早く払拭し、技術の進歩に臆することなくチャレンジし続けるかが、今後の発展の鍵となるのではないでしょうか。
次回からは「ブロックチェーンが各業界にどのような影響をもたらすか?」について、書いていきます。