IT業界をしらべてみたら♪

情報系の大学を卒業し、IT業界に飛び込んだものの、まだまだ知らないことが多い点も多く。。。 自分の勉強のために、IT業界のことについて調べたことを備忘録代わりに綴っていきます!!!

ブロックチェーンが私たちの生活にもたらすメリットとは!?

先日のブログ「ビットコインブロックチェーン -世界に衝撃を与え続ける発明とは!? (https://bgkh123.hatenablog.com/entry/2018/06/08/185112)」にて、ブロックチェーンが今後もたらすビジネスインパクトについて記載しました。

 この度は、「ブロックチェーンが実際に各業界にどのような影響をもたらすか?」について、3つほど紹介していきます。

 

その前に簡単にブロックチェーンについておさらいしておきます。

ブロックチェーンはセキュリティ極めて高い高性能な取引台帳で、ビットコイン以外にも他分野において応用が利く技術です。以上より、「取り引き」が発生する業界においては、基本的に導入が可能ということになります。

 

最も身近なところでいえば「銀行」については、ビットコイン(仮想通貨)を実際の紙幣に置き換えたと考えれば容易にイメージがつくのではないでしょうか。 

実際にお隣の韓国では、サムスングループ傘下のサムスンSDS

https://www.samsungsds.com/global/en/index.html)さんが開発した、オンラインバンキングやモバイルバンキングシステムにブロックチェーンを活用したID認証プログラム「BankSign」を導入すると20186月に発表しています。実際の銀行にブロックチェーンを採用した導入事例として世界中から注目を集めそうです。

 

アメリカでは、アナログの代表格とも言える「選挙」に注目し、Bouleというブロックチェーンを利用した投票システムが開発されています。世界の大多数の国で選挙が実施され、ほとんどの国でアナログで行われています。アナログにすることによって、投票場にいく時間が必要で、仕事で行けないなどの理由から投票率が落ちているのも事実かと思います。

本システムを導入することによって、時間の削減や利便性の向上により、投票率が上昇することが期待されており、こちらも銀行と同様に、ブロックチェーンを採用した導入事例として世界中から注目を集めそうです。

 

我が国では「募金」について着目した会社があります。募金というの慈善事業は、不透明性が問題視される傾向にあり、集めた募金がどこにどのようなルートで寄付されているのか、見えずらいのが現状です。

ブロックチェーンを利用することで、不透明さが改善されることで、募金に協力してくれる方も増えることが期待されています。

 

こちらに関しては、日本のコンセンサス・ベイス株式会社(http://www.consensus-base.com/)さんが国際募金プラットフォームの開発を実施しています。

多くの企業にブロックチェーンの可能性を提示することに力を入れ、さらには、講演、研修等も実施している会社だけに今後の動向に注目していきたいと思います。

 

ブロックチェーンが実際に各業界にもたらす影響はまだまだありますが、すでに私たちの生活に大きな影響を与える分野で開発、リリースが行われていることを知り、まだまだ世の中は便利になっていくことを痛感しました。

その流れに取り残されないよう、日々最新の情報に触れていくことに精進していきます。