IT業界をしらべてみたら♪

情報系の大学を卒業し、IT業界に飛び込んだものの、まだまだ知らないことが多い点も多く。。。 自分の勉強のために、IT業界のことについて調べたことを備忘録代わりに綴っていきます!!!

医療器具をファッションアイテムに!!〜カッコいいと呼ばれる医療器具へ〜

先日紹介させていただいた記事に、もう一つ記事にしたい企業があったので、紹介していきます。
「すごい国産スタートアップ(http://www.itmedia.co.jp/news/series/3592/)」

義手を誰もが簡単に手にできるようにしたい。そして、それをファッションの一部のようにしたい。
という想いから、「義手をメガネのように”3万円で作れるオープンソース義手”」を手がけている会社があります。

スタイリッシュでカッコいい義手といえば、一番に鋼の錬金術師エドワード・エルリックhttps://www.hagaren.jp/)を思い出します。

それと同じくらい本当にカッコいい。機械好きな方ならば、一度は手にとってみたくなると思うほどです。

開発を手がけているイクシー株式会社(http://exiii.jp/)という会社です。

 

「メガネも元々は医療器具。でも今では世界中の人がファッションアイテムとして、医療用途としては全く利用していない形で利用している。義手もメガネと同じようにファッションの一部としておしゃれとして、世界中の人々が手に取ることができるようにしたい。」

 

だからこそ、このスタイリッシュさが生まれるのだと、感服しました。

 

ただし、簡単に手に取れるという意味では、「見た目」のファッション性も大切ですが、ファッションの一部として認知されるためには、誰でも気軽に購入できる金額であることも大切な要素です。

 

ここでも、CEOである近藤さんのアイデアが光ります。


近藤さんによれば、

「一般的な電動義手の価格は最低でも150万円もする高価なもの。ただし、設計データなどをオープンソースで提供し、3Dプリンタを使えば誰もがなんと3万円程度で作れるようになる。」

といいます。

 

オープンソースを使うことで、それぞれの用途にあったカスタマイズも可能になり、より活用の場は広がっていくのではないでしょうか。

 

少し前まで考えられなかったことが、他の技術と組み合わせたり、設計データをオープンソースにするなどの発想の転換から実現することができる。アイデアを生み出す上で思考を止めてしまう一番の原因は、一人ひとり必ずもっている固定観念なんだと考えさせられました。

 

多くの情報を簡単に見ることのできる時代となり、ますます今までの常識を打ち破り、新しいことに挑戦する企業こそが、これから注目されていく企業となっていくと思い、スタートアップ企業の可能性に触れ、もっと情報に触れていきたいと思いました。