IT業界をしらべてみたら♪

情報系の大学を卒業し、IT業界に飛び込んだものの、まだまだ知らないことが多い点も多く。。。 自分の勉強のために、IT業界のことについて調べたことを備忘録代わりに綴っていきます!!!

東京大学からGoogleを超えた!? -エッジヘビーコンピューティングの可能性

東京駅の丸の内に近い場所に、「グーグルの先を行く」東大発AIベンチャーと称されているスタートアップ企業を発見しました。

「株式会社Preferred Networks(https://www.preferred-networks.jp/ja/)」

創業してまだ4年ととても若い企業ながらも、会社概要を見ると、提携先には、トヨタ自動車ファナック、NTTなど、有名企業が名を連ねており、かなり注目されてる企業ということが分かりました。

 

事業内容は、「エッジヘビーコンピューティング」という、クラウド・ネットワークデバイス・エッジデバイスが分散協調的にデータ処理を行うための新しいコンピューティングを提唱し、主に自動運転をはじめとした交通システム、先進的な製造業、がん検診などのバイオ・ヘルスケアの3分野に注力することで、IoT時代に向けた新しいコンピュータの創造に着手しています。

 

エッジヘビーコンピューティングとは、
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機械は、人が生み出すことのできるよりもはるかに多くの量のデータを精算し続けます。そのような膨大な量のデータ処理を行い、学習・活用するためには、「データを一箇所にあつめて処理する」という集中型のデータ処理、クラウドコンピューティングでのデータ処理は破綻してしまいます。
エッジヘビーコンピューティングでは、ネットワークデバイス・エッジデバイスにも高度な機械学習アルゴリズムを搭載し、分散協調的に機械学習を行っていきます。それにより、バックボーンのネットワークのバンド幅にとらわれることなく、大量のデータを処理することができます。それだけでなく、エッジヘビーコンピューティングでは、処理の「レイテンシ」を大幅に下げることができます。それにより、デバイス同士をリアルタイムで協調させることが可能になります。
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開業当初は、検索エンジンエンタープライズに向けにビジネス化しようと自然言語学習の開発に取り組み、2010年ごろにIoTと深層学習に注目される中で、時代の流れを組んで、エッジヘビーコンピューティングの開発に移行してきた経歴を持っています。

自分たちの考えに固執せず、時代の流れに瞬時に反応し、柔軟に変化に対応していく行動力と、それを即時に実現する技術力の高さに感服しました。

 

インターネットの登場により、世界中の誰もが最新の情報に触れ、最先端の技術に触れることができる時代。だからこそ今までにない速度でめまぐるしく時代の変化が起きています。

そんな時代だからこそ、これまでに固定観念を捨て、自分たちの考えに固執せず、時代の流れに瞬時に反応し、柔軟に変化に対応していくことが、今後の時代を生き抜いていく中で最も大切な要素だと思いました。

 

お問い合わせ:https://www.preferred-networks.jp/ja/