IT業界をしらべてみたら♪

情報系の大学を卒業し、IT業界に飛び込んだものの、まだまだ知らないことが多い点も多く。。。 自分の勉強のために、IT業界のことについて調べたことを備忘録代わりに綴っていきます!!!

スタートアップ大国"イスラエル"が生んだ、子どもを守るためのシステム

初夏に入ると、必ずと言っていいほど世間を賑わす「子ども車内閉じ込め事故」において、どれほどまにで危険なものか、皆さんはご存知でしょうか。

ロードサービスを展開するJAFhttp://www.jaf.or.jp/index.htm)によると、まだ肌寒い季節である、2月~3月の2ヵ月間にかけて発生した"子ども車内閉じ込め事故"の件数は452件(20144月時点)と発表しています。

 

最高気温が23と涼しいと感じられる季節であったとしても、ダッシュボードの温度は70、車内の室温においては、48とサウナ並みとなり、想像以上に車内環境は劣悪なものとなります。

また、真夏においては、たった15分車内に放置しただけで、人体において危険なレベルに達するということも分かってきています。

 

そんな中、"車内に閉じ込められた子どもを救いたい"という想いから、「車内の天井から全搭乗者の生体データを取得できるセンサー」が開発されました。センサーを用いて、社内の心臓の鼓動を探知し、異常値に達した際に、アラートを発信し、自動的にエアコン等のシステムを作動させ、社内に取り残された子どもを救うというものです。

 トヨタも出資したことで有名となった、イスラエルに本拠地をおくスタートアップ企業「ガーディアンオプティカルGuardian Optical technologies)」が開発しました。

 

CEOのギル・ドータン(Gil Dotan)氏は、

「車内で幼い子供が死亡する事故は、世界中で多発している。アメリカでは年間平均37名の乳幼児が、車内に置き去りにされて亡くなるというデータもある。技術を磨き上げるなかで、1マイクロメートルの精度で物体や人間の動きを検知するテクノロジーが生まれた。この技術で何が解決できるかを考えたとき、まず浮かんだのが子供たちを救うという課題だった」

と語っています。

 

急激に進歩していく技術を前に、進歩を敏感に察知し、その技術を応用し、新たなサービスを展開すること。常に、"何に利用できるか?""どこにサービスポイントが存在するか"を考えながら、物事を観察することが重要だと感じました。

 

日本ユニセフ協会https://www.unicef.or.jp/osirase/back2013/1309_02.html)によれば、5歳未満の子どもたちが、4.8秒に1人のペースで尊い命を失っているそうです。

誰も失って良い命だとは思っていません。失う命を"0"にすることは、極めて難しいのかもしれません。しかしながら、少なくすることはできます。少なくとも、「子ども車内閉じ込め事故」については、必ず"0"にすることが可能だと思います。

 

「子どもの命を救いたい」という想いから、実現されたサービスは本当に素敵だと思います。Worldwideで技術革新が起きている時代において、トヨタが出資していることにより、いち早く、このサービスが日本に来て、すべての車に搭載されることを期待しています。