IT業界をしらべてみたら♪

情報系の大学を卒業し、IT業界に飛び込んだものの、まだまだ知らないことが多い点も多く。。。 自分の勉強のために、IT業界のことについて調べたことを備忘録代わりに綴っていきます!!!

お金という「形」なくなる時代へ -キャッシュレス化の到来

皆さんは「お金」の起源をご存知でしょうか?

 

「お金」というツールが開発される以前は、物々交換でやり取りをしていました。

ただ物々交換では、米が欲しくて、魚と交換してもらおうとしても、米を持っている人が魚が欲しいとはかぎりません。お米を持っていて魚が欲しい人を探している間に、魚はどんどん鮮度を失っていき、価値を失っていきます。

 

これらを解消するために、「貨幣」というツールが開発されました。金銭関係の字に全て""がつくのは、最初のお金が貝殻だったからだと言われています。

 

さらに保存機能はついたけど、金の延べ棒を常に持ち歩くのは重たくて、持ち運びに不便と考え、金の延べ棒と交換できる交換券があれば、紙を持ち運ぶだけで良いので軽くて便利と考え、「紙幣」が生まれました。

 

そして、遂に、財布を持つのも面倒くさいと考え、「電子マネー」が誕生します。

 

今までは現金か電子マネーかを選択できるところが多く存在しましたが、楽天株式会社(https://corp.rakuten.co.jp/)では、2010110日に自社の球団である東北楽天ゴールデンイーグルスのホームスタジアムを利用して、すべての販売において、キャッシュレス決済のみとすることを発表しました。

 

楽天ペイ、楽天Edy楽天カードに加え、各種キャッシュカードも利用できるとのことですが、間違いなく、楽天ペイ、楽天Edyの方がスムーズに会計が可能なことから、さらなる顧客獲得につながるかと思います。

 

自社の電子マネー化が進むことで、料金の支払ミスや盗難等の犯罪の防止だけでなく、利用者数向上による他社展開への糸口や、無人化による人件費の削減、データ収集によるマーケティングの利用が活発化できる可能性を秘めています。

 

200111月に電子マネーEdyが登場して以来、JR等の交通機関であるインフラに活用されたことから、20年弱で急速に普及し、現在では、数多くのブランドが電子マネーのシェア獲得に向けて、さまざまな施策を打ち出しています。

 

情報化社会となり、目まぐるしいスピードで時代が変化する時代において、少しの遅れが企業にとって命とりとなり得る時代となってきており、それは企業だけに限らず、私たち個人の生活においても言えることであり、常に最新の情報をとることは、私たちの生活に必要不可欠なことです。

それとは正反対に新聞や本を読まない人口が急速に増えている時代おいて、「時代遅れ」という言葉を笑い話ではなく、社会問題にある時代は、そんなに遠くないのかもしれません。

参考サイト: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1901/10/news081.html